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【ライフジャケット啓発】釣りでライフジャケットをつけなくてはいけない理由。

みなさんは釣りに行く際、ライフジャケットを着用していますか?

実際のところ、釣り場に行ってみるとライフジャケットをつけていない方をちらほら見かけます。

この記事では筆者なりの見解と客観的な情報からライフジャケットをつける意義について正しい知識を紹介。

一人でも多くライフジャケットの重要性について理解を深め、より多くの人のフィッシングライフが充実することを願っています!

ライフジャケット持っていますか?

釣りはとても楽しいレジャーですが見方を変えれば海難事故と隣り合わせということでもあります。

何よりも大切な自分の命を守るためにライフジャケットを着用することを釣り業界全体がもっと啓発すべきだと思います。

大切な家族、友達、周りの人々のためにもライフジャケットを着用することは「釣り人の義務」として扱われるべきと筆者は考えています。

富山県の水難事故の実情とライフジャケットの重要性

先日、富山で普段から釣りをしている友人から話を聞いていると「釣り場に10人いたら8人はライフジャケット付けとらんちゃ!」と話していました。

実際に富山県は水難事故での死者が2023年時点で全国ワースト3位らしいです。。

富山県の人々は、他の都道府県よりも水難事故に対する意識が低いのでは?と感じ、今回「富山きときと釣り倶楽部」でライフジャケットの啓発記事を作ろうということにしました。

筆者が昔調べた情報では、実際にライフジャケットをつけていることで命を守れる確率が80%上がるそうです。

ライフジャケットを身につけていないとどうなる?

さて、ここでは具体的に「釣り人一人一人が命を守ること」を意識しなければいけない理由を言語化してみましょう。

自分の命はひとつしかない

当たり前なことですが、「あなたの命はたった一つのかけがえのないもの」であることを強く理解すべきです。

あなたが海難事故で万が一命を落としてしまったら、どれだけの損失が世の中に生まれるでしょうか。

あなたのことを大切に思ってくれている家族、恋人、友達、仕事仲間などの悲しむ顔は容易に想像できるでしょう。

また、たった一人の存在であるあなたが仕事や趣味でこれから世の中に対して生み出すはずだった価値も生まれなくなります。

命を落とした瞬間にゲームオーバーなのです。。

釣り場を守るには命を落とす人が出てはいけない

死傷者が発生したことで自治体の判断で釣り禁止になってしまった釣り場がたくさんあることを皆さんは知っていますか?

富山県でも富山新港東堤などの一級メジャースポットが釣り人の死亡事故が原因で封鎖されてしまいました。

おそらく、不幸にも命を落としてしまった方はライフジャケットを着用していなかった可能性が高そうですよね。。

一方でしっかりとライフジャケットをつけて釣行しているアングラーにとっては連帯責任として釣り場が封鎖されていい迷惑となっているのです。

一人一人が当事者意識を持って釣り場を守っていくことが必要です。

万が一の際もご遺体を発見しやすい

ライフジャケットを着用していても落水と同時にテトラポッドに頭を打ち気絶してしまうなどでそのまま溺れてしまうケースもあります。

そのまま沖に流され、万が一命を落としてしまった場合もライフジャケットを着用していればご遺体の回収ができるケースがあるそうです。

残された遺族にとっても、最後のお別れができるかできないかは大切なことですよね。。

富山県のアングラーはライフジャケット購入助成金が活用できる

さて、ライフジャケット助成金という興味深い文言が出てきましたが聞いたことありますか?

富山ライフセービングクラブが実施しているライフジャケット購入促進を目的とした施策です。

気になる内容は、「ライフジャケット1着のご購入につき2,000円をキャッシュバックする」というもの。

運営団体側のご予算上限があるようで、先着制かつご予算が上限に達したら終了するそうなので気になる方は下記リンクからチェックしてみてくださいね!

https://form.run/@lifejacket

ライフジャケットを購入しよう

ライフジャケットをつけるべき理由について筆者なりに言葉にしてみましたがいかがでしたでしょうか。

ここまで読んで「なんとなくライフジャケットの必要性はわかっていたけど、やっぱりライフジャケット大切やな、、」という認識の方が増えていてくださると幸いです。

ライフジャケットは決してお安いものではありませんが、あなたの命の価値を考えると安い買い物です。

筆者もかつて誕生日プレゼントで友人からライフジャケットを贈られた時は、その友人からは「釣り人としての真実の愛」を感じました。

この記事を読んでライフジャケット啓発に少しでも役立てていたなら筆者は嬉しいです。

それでは今回はこのへんで!!

富山きときと釣り倶楽部によるライフジャケット啓発にお付き合いいただき本当にありがとうございました!!!!!!