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【富山 釣り】富山で釣り禁止になってしまった釣り場4選

今回は富山県内の釣り禁止になった釣り場について記事にまとめました。なぜ今まで大丈夫だった釣り場が「釣り禁止」になってしまうのか、どんどん「釣り禁止」の漁港や防波堤が増えていく中、私たち1人1人にできることは何なのでしょうか。それでは見ていきましょう!

どうして釣り禁止の釣り場が生まれるの?

そもそも釣り禁止になってしまう理由について簡単におさらいしましょう。「よくある話でしょ〜」という声も聞こえてきそうですが、今一度復習して理解を深めることが大切ですね。

釣り人のマナー違反

駐車場が近隣にないからといって駐車禁止の場所に車を停めてしまう、釣れそうだからといって「立ち入り禁止」の看板を無視して釣り場にエントリーしてしまう。

このように当たり前のマナーを守れない釣り人が残念ながら存在していることで釣り禁止になってしまいます。

漁業関係者とのトラブル

漁港などの場合、係留してある漁船や漁具に仕掛けを引っ掛けてしまうなどのトラブルや釣り場での漁業関係者との口論などで「釣り禁止」になる場合もあります。

死亡事故の発生

釣り場で死亡事故が起こってしまった場合、自治体が今後の再発防止のために釣り場を封鎖することがあります。

釣り禁止の場所が生まれることのデメリット

釣り禁止の場所が増えることは私たち釣り人にとってもちろんよくないこと。ここでは具体的に「どのようなデメリットが発生するか」について解説します。

釣り場の競合性が増す

今まで釣り可能だった場所がなくなると必然的に近隣の釣り場に人が集まるようになります。今までよりも人口密度が上がることで釣り場のプレッシャーが上がってしまいます。

周辺の地元釣具屋さんへの経営打撃

釣具屋さんの中には小規模で地元の釣り人向けにこじんまりと釣具屋さんを経営されている方もいます。そのような釣具屋さんにとって近隣の釣り場が閉鎖されてしまうことは客足が遠のく要因になり、大きな経営打撃になり得ます。

釣りに出会える人が減ってしまう

確率的にも釣り場が減ればそれだけ「釣りを始めてみよう」という人が減ってしまいます。釣りという文化を継承する未来のアングラーが少なくなってしまいます。

実際に富山県内で釣り禁止になってしまった場所を4つご紹介

富山県内にも残念ながら釣りが禁止になってしまった場所がいくつかありますが、今回はその中から4つピックアップしています。これ以上釣り禁止の場所が増えないようにまずは現状を把握していただけると幸いです。

富山新港東堤

富山新港東堤は筆者も小学生の頃から父親や釣り友達と足繁く通った富山を代表する一級ポイントでした。潮通しも良く青物なども良く回ってくる最高のポイントでしたが、2018年に釣り人の死亡転落事故が発生してから封鎖となってしまったようです。

ただ、釣り可能なエリアはまだ一部あるようで、こちらの画像の計4箇所が開放されています。

滑川漁港(ほたるいか灯台付近)

ほたるいかミュージアムでお馴染み、滑川市の滑川漁港のほたるいか灯台付近は2021年ごろから一部釣り禁止になりました。

こちらのポイントは潮通しが非常に良く、青物やヒラメ、マゴチを狙ったショアジギンガーや秋にはエギンガーの間で人気のポイントでしたが事故防止の観点から釣り禁止になったようです。

新湊漁港 西防波堤灯台

こちらの漁港は筆者が中学生の頃に初めてアオリイカを釣った思い出の地なのですが、現在釣り禁止のようです、、。ネットで情報を漁っていたところ、下記のようなポストを発見しました。

エギンガーと漁師さんの口論、、、、

釣り人たるもの思いやりを持って漁港関係者の方や他の釣り人に接するべきですが、愚の骨頂とも言えますね、、

岩瀬漁港(白灯台)

岩瀬漁港の白灯台はかつてはたくさんのアングラーで賑わうスポットでしたが2020年ごろから立ち入り禁止となったようです。筆者もよく友達とキス釣りなどでお世話になっていたので寂しいですねえ。。

↑今は入ることのできない岩瀬漁港(白灯台)


釣り禁止になる釣り場を増やさないために僕たちができること

では釣り禁止の場所が増えないようにするにはどのようなアクションや心構えが必要なのでしょうか。ここでは具体的に僕たちができることについてまとめます。

一人一人が当事者意識を持つこと

「いきなり意識の話かよ」「結局精神論かい」言われそうですが、僕は一人一人が釣り場を使うアングラーとしての責任を意識することで大半の問題は怒らないと考えています。

デメリットを理解すること

上述のような釣り場が閉鎖することによるデメリットを意識することも大切ですね。具体的に「釣り場が閉鎖することでどういうことが起こるのか」を知っていればそうならないように一人一人の行動が変わるはずです。

釣りという文化を享受できることへの感謝

釣りができることは当たり前ではなく、魚がいる場所があって、そこに釣り人が入れるからこそ成り立つ行為なのです。

当たり前のように聞こえますが釣りができる感謝を忘れることなく、マナーとルールを守って釣りを楽しんでもらえると幸いです!

富山の釣り場をこれ以上減らさない!

いかがでしたでしょうか?自然豊かで美しい富山湾でこれからも釣りを楽しむために僕たち一人一人が意識すべき、行動に移すべきことが少しでも伝わったなら幸いです。 では今回はこの辺で!!