【ホタルイカパターン】富山湾の「春の風物詩」ホタルイカパターンについて紹介!
1. ホタルイカパターンとは?
皆さんは「ホタルイカパターン」をご存知ですか?「ホタルイカパターン」は富山湾で例年2月下旬から始まる釣法。その名の通り富山湾名物であるホタルイカが岸近くに接岸するタイミングを狙って捕食しにくるフィッシュイーターをルアーで狙う釣り方です。
2. ホタルイカの生態
ホタルイカは通常、水深200~600メートルの深海に生息しています。そんなホタルイカですが、春の産卵シーズンになると深海から湧昇流に乗って浮上、富山湾各地の岸に打ち上げられるんです!これを「ホタルイカの身投げ」と呼び、富山湾では例年3〜5月頃までは海岸から打ち上げられたホタルイカを簡単に掬うことができるので、県内外からたくさんの人が訪れる春の風物詩となっています。
3. ホタルイカパターンが成立する理由
身投げしたホタルイカを狙っているのは何も人間だけではありません。富山湾ではスズキ(シーバス)、クロダイ、キジハタ、カサゴ、ヒラメなどもホタルイカを捕食するために岸に寄ってくるのです!ベイト(捕食対象)がこれほどに明確になっていれば釣りの難易度はグッと下がりますよね!そのためホタルイカを模したルアーでこれらの魚を狙うハードルが低くなり、ホタルイカパターンが成立するというわけですね!
4. ホタルイカパターンに適したタイミングと時間帯
ホタルイカが接岸するのは主に深夜。また、月齢/潮回りも重要な要素で新月の日と大潮の日はホタルイカの産卵活動が活発になるので狙い目!特に午後10時から翌朝6時の間がチャンスタイム。
5. ホタルイカパターンのルアー
ホタルイカパターン用のルアーは各メーカーからラインナップされています。ここでは富山湾では定番となっているホタルイカパターン用ルアーをご紹介します。
ズィークイッド(http://agua.jp/product/zqiud-105/)
富山湾ホタルイカパターンの定番ルアーといえばこれです!筆者も富山湾でホタルイカパターンの釣行に出向く際は必ずタックルボックスに入っています。完全にホタルイカなビジュアルのプラグ系ルアーでスローシンキング、フローティングなどさまざまな種類があります!
Firefly & Firefly mini(http://agua.jp/product/firefly-firefly-mini/)
こちらはホタルイカ型のソフトルアーです。プラグでは食わせきれない状況に重宝すること間違いなし。ソフトルアーなのでプラグルアーよりお財布に優しいところもポイントですね。
TERRIF DC(https://www.duo-inc.co.jp/product/40)
こちらはDUOさんから発売されているフローティングタイプのプラグルアー。スローに巻いても早巻きでも水面を飛び出さないところがポイントです。また、なんとこちらのTERRIFシリーズ、北陸限定でホタルイカカラーが発売されています!(https://www.lurenewsr.com/299819/)限定に弱いアングラーの皆様は要チェックですよ!w
6. ホタルイカパターンで春の富山湾を満喫しよう
いかがでしたでしょうか。今回は富山湾春の風物詩「ホタルイカパターン」についてご紹介させていただきました!条件さえ合えば比較的簡単に釣果を上げることができるかと思いますので皆様もチャレンジしてみては??