こちらの記事では富山でキジハタを釣りたい初心者アングラー様向けに、情報を簡単にまとめさせていただきました!

 


キジハタは近年人気のターゲットとして全国各地で狙われている高級魚で富山も例外ではありません。

 

 

「富山でキジハタゲームやってみたいかも」という初心者アングラー様の参考に少しでもなれば幸いです。

キジハタってどんな魚なんだろう?

 

キジハタは関西では「アコウ」と呼ばれるハタ科の白身高級魚で、日本では日本海や瀬戸内海など幅広く棲息しています。

 


そもそもの水揚げが少なく、スーパーにはほとんど並ぶことがないので「キジハタ」という魚を知らない人も世の中にはたくさんいらっしゃるみたいですね。

 


実際に僕の母も父がキジハタを釣りはじめて食卓にキジハタ料理が並ぶまでキジハタの存在を知らなかったらしいです。

 


「天下の台所」大阪では古くから「冬のふぐ、夏のアコウ」と謳われており、ふぐと肩を並べるほどの美味で、旨味と弾力の強いプリプリの白身を持っており多くの人の舌を唸らせてきた魚。

 


オレンジ色の斑点模様が美しく、派手な見た目をしているので余談ですが筆者的にビジュアルの好きな魚ランキングではtop3に入ります!笑

 


生態面では岩礁帯を好み甲殻類、イワシなどの小魚を捕食し、ルアー釣りの格好の好敵手であり、人気ターゲットです。

 

富山湾のキジハタ事情

 

そんなキジハタですが、もちろんのこと富山湾にも棲息しています。

 


富山県内でも地域によって異なる呼び方を用いる場合が稀にあるそうで、氷見では「ナメラ」または「ヨネズ」、魚津では「アカラ」、黒部・入善では「ヤマドリ」と呼ぶそう。

 


ただ、これらの名称を常用している富山県民に僕は出会ったことなく、ほとんどの場合富山では「キジハタ」で通じるかと思われます!笑

 


また、研究の一環として富山県水産研究所がキジハタの稚魚を放流している影響で、富山湾には30cmまでのキジハタが数多く棲息しているみたいです。そのため富山湾のキジハタは「型は出ないが数は釣れる」という認知をされています。

 


このような理由からキジハタを富山湾では手軽にルアーフィッシングで狙うことができちゃうんです!手軽にルアーで岸から食べて美味しい高級魚を狙えるんですから最高すぎますよね。

 


因みに写真は筆者が友人からお裾分けをいただいた際に自ら調理し、お造りにした富山湾のキジハタの写真!


3日間熟成を行っていたこともありこれまじで美味しかったです、、、

 

キジハタ狙いのタックルはこんな感じでOK!

 

ここからはキジハタを狙う際の具体的なタックル情報について、独断ではありますが簡単にまとめたのでご参考になさってくださると嬉しいです!

 


何か特別なものが必要などそのようなことは全くないのでご安心ください。笑

 

ロッド

最近だと「キジハタ専用」を謳ったロッドが各種メーカーから発売されていますが、筆者の経験上ぶっちゃけどんなロッドでも対応できると思っています。

 


おすすめは20gくらいまでのルアーを問題なく操作できるバスロッドやシーバスロッド。あまり複雑に考えなくても上記のスペックを持つロッドがあればキジハタゲームは成立します。

 


キジハタは力の強い根魚なのでファイト中に根に潜ることもありますので、ゴリ巻きファイトで引きずり出せるようになるべく硬めのロッドだと尚よしですね!

 


根に潜られるとなかなか出てこないし、最悪の場合無理に引っ張ってラインが切れる時もあるので厄介なんですよね。。(例えるなら本当に根掛かりとほぼ同じ感覚です)

 

リール

結論3000番のスピニングリールがあれば楽しめます!筆者もシーバスやエギング用のものを流用することが多々あります。

 


ベイトリールという選択肢もありますが、キャスティングに慣れが必要でどうしても初心者にとっては扱いが難しく、ライントラブルのリスクもあるのであまりおすすめはできないかもしれません、、!

 

ライン

キジハタを釣るには岩礁帯のエリアや消波ブロックの沈むポイントを攻める必要があり、パワープレイが必要とされるシーンも多いので、メインラインはPE1号前後、ショックリーダーには根ズレ(糸が海底の根や障害物に擦れて摩耗すること)に強いフロロカーボンの12〜20ポンドをチョイスするのがおすすめ。

 

あと、ラインのカラーはなんでも良いのでお気に入りの色にしてテンション上げていきましょう!!笑

 

ルアー

キジハタが捕食している捕食対象は大きく2つあり、甲殻類系か小魚系です。一般には上記を模したソフトルアー(ワーム)で狙うことが多く、ぶっちゃけ初心者さんが初めての一匹を釣るには最も期待値の高いルアーになるかと思います。

 


また、ワームの種類ですがキジハタ用じゃなくてもバス用、チニング用などなんでも釣れます。

 


使い方としてはテキサスリグ、ジグヘッド、フリーリグなどを状況に応じて使い分けることが多く、シンカーの重さは7〜20g程度あれば大体の状況に対応できるかと思いますよ!フックに関しては1/0〜2番程度のオフセットフックを使用することが多いです。

 

こちらの写真はエコギアさんから発売されている「バグアンツ」というワームですが筆者もこちらにはよくお世話になっていますし、よく釣れます!あと、オイルがじゃぶじゃぶなので少し注意。

 


因みに筆者が初めてのキジハタを釣ったときもコチラのルアーでした。

キジハタは狙うポイントとアクションも簡単なんです!

さて、ここではキジハタを釣り上げるために実際に「どんな場所をどのように」狙えば良いのかについて解説していきます。思ったよりシンプルなので心配はご無用です!

 

キジハタの好む場所

キジハタはカサゴやアイナメなど代表的な根魚同様に海底の岩礁帯や根の荒い環境を好みます。

 


そのため、テトラポッドがひしめくエリア、海底に沈み根のあるようなところは大体ポイントになります。

 


そのような場所には基本的にカニなどの甲殻類が豊富に棲息しているので、彼らを捕食しにキジハタが集まるというわけです!

 


また、テトラポッドを狙う場合、人間的には足場の悪い危険な場所なのでくれぐれもご注意くださいね。

 


死亡事故も普通に起こりうる環境なので必ずライフジャケットを着用してくださいね、、!

ルアーの動かし方

ソフトルアー(ワーム)はリフトアンドフォールとボトムバンプがメインで問題なし!ズル引きが効く時もあるのでそこは臨機応変にという感じです。

 


筆者の経験上、ボトムにワームを放置(ステイ)させたり、リール一巻きを5秒くらいかけて巻くような超スローリトリーブが効果的な状況も多いですね。

 


状況やその日のパターンに合わせて効果的な勝ちアクションを自分で見つけていくのもキジハタゲームの醍醐味!

 


自分の狙い通りにキジハタを釣り上げれられた時の快感は大きいので是非とも味わっていただきたいですね!

 


下記の動画でわかりやすく解説してくださっているのでアクションについては「2:45〜」の部分をご覧になってみるかと良いと思います。

 

富山のキジハタおすすめポイントを3つご紹介!

ここからは実際に僕も幼少期から父とよく釣行した、富山県内でキジハタがよく釣れる有名なポイントを3つピックアップしましたので、ご参考になさってみてくださいね!

海老江海浜公園

 

 

こちらは筆者も幼少の頃から父親に連れられてキジハタを狙うことが多かった思い出のポイントです。

 


そして、僕にも子供ができたらその子供を連れて釣行したいですね!

 


海老江エリアはキジハタの魚影が濃く、良い日に当たれば20cm前後の数釣りも可能。

 

魚津ミラージュランド裏

 

 

少し沖にテトラポッドが配置されており、その周辺にキジハタが居着いています。手前には藻が生えており、甲殻類などのベイトも豊富なポイントとなっていますよ!

 


プロのアングラーの方が撮影で訪れることもあるようで、富山県内の一級ポイントと言えるでしょう。

 


僕の友人はよくこちらのポイントでキジハタ釣行していますね。

 

水橋フィッシャリーナ

 

こちらは県内でも有名な整備された釣り公園となっています。

 


潮通りがよくさまざまな魚種が狙えますが、もちろん夏場はキジハタの釣果もよく聞きます。

 


胸の高さほどにガードが設置されていたり、足場もよく安全に釣りが楽しめるので、親子連れで釣りを楽しむ際も安心ですね!

 

富山湾のキジハタを狙ってみよう!

 

今回は富山湾のキジハタゲームについて紹介させていただきました!

 


釣って楽しい、食べて美味しい高級魚キジハタ。強い引きも魅力的で一度釣り上げたらあなたもどハマりしちゃうかもしれませんよ。

 


ぜひそんなキジハタを魚影の濃い富山で狙ってみてはいかがでしょうか。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございました!少しでもお役に立てていましたら幸いです。